こんにちは、ちゃーりーです。
突然ですが、みなさんはオーバーキルという言葉、ご存知でしょうか?
オーバーキルとは、「必要以上に攻撃を行って殺す」という意味です。
基本的にゲームなどで相手に過剰なダメージを与えまくって倒す、という認識をされる方も多いですね。
実はこのオーバーキル、ダーツのゲームにもあるんです。
ダーツをしばらくやっていると、一度はオーバーキルの画面を見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
ダーツプレイヤーがよく使用するツイッター内ではよくオーバーキルをしてもいいのかという論争がよく起きます。
今回この記事では、ダーツにおけるオーバーキルとはどんなものであるか、そしてダーツでオーバーキルをしても大丈夫なのかどうか僕自身の実体験を基に解説していきます。
意外と「オーバーキルを知らなかった!」という方もいらっしゃるので、ダーツでオーバーキルを起こす前に一度確認してみましょう。
目次
ダーツにおけるオーバーキルとは
基本的にダーツのゲームの中でオーバーキルが発生するのは、スタンダードクリケットというゲームのみです。
「ダーツのクリケットのルールがイマイチ分からない・・・」という方はぜひ初心者向け!クリケットのルールを参照してみてください。
【オーバーキルが起きる条件】ダーツのクリケットにおいて、対戦相手より200点以上点数を超えている状態で更に加点をすること。
オーバーキルを行うと、このような画面が表示され、加点しても点数が無効になります。
また、「バキャッ」みたいな鈍い音が鳴ります。
オーバーキルが起きる理由
点数が無効になり、ゲームが進まないオーバーキルですが、起きる理由について考察をしてみました。
基本的にオーバーキルは偶然起こるパターンとわざとやっている2パターンに分かれると思います。
偶然オーバーキルをしてしまった理由
- オーバーキルというルールを知らなかった
- 集中しきっていて気付かなかった
わざとオーバーキルをしている理由
- 対戦相手を見下して優越感を得たいと思っていた
- 100円ですぐにゲームを終わらせたくなくてやった
主にこの4つの理由でオーバーキルが起きてしまっていると思われます。
プレイヤーの声
オーバーキルが起きる条件が分かったところで、オーバーキルをしてもいいのかどうか考えていきたいと思います。
オーバーキルに対してダーツプレイヤーが主に思う事をまとめてみました。
オーバーキルに賛成の声
「クリケットでは陣地ではなく、点数を多く取った人が勝つから点数を多く取るのは当たり前だ、オーバーキルされないように相手も点数を取れば問題ない」という声が多いようです。
オーバーキルされたからイラついたとかよく見るけど、負けないための戦略なんだから文句言うなよ、オーバーキルされるようなダーツしてしまった自分が悪いんだからそこはオーバーキルされないように頑張ろうって言うべきなんじゃないの?
— youhei ダーツ (@Chanyo13648657) September 10, 2018
オーバーキルに反対の声
「相手に舐められた気持ちになり、嫌な気分になる」という声が多いです。
お腹減った。負けた。悔しい。刺さらない。オーバーキルされた。くっそおおおお!
— いて座 (@ok0532552000000) July 1, 2019
オーバーキルってダーツ界最大の嫌がらせだと思う。
— 卯月 (@uzuki3805) September 2, 2010
僕のオーバーキル体験談
実は、僕も初心者の時に、何度かオーバーキルをされたことがあります。
その時は、相手が自分の実力を見せつけてくるようにねちっこくゲームを続けるナルシストなウザさを感じたり、自分が思うようにダーツを投げれない無力感を感じ、本当に辛い思いをしました。
これは偶然なってしまったパターンではなく、明確に悪意を持った嫌がらせとして行っていたものでした。
オーバーキルをされてもゲームは続き、オーバーキルを防ぐために点数を取ったり陣地を消したりしても同じような鈍い音が何度も続いてとても残念な気持ちになりました。
点数をたくさん取るのは大事だと思うんですけど、もう点が入らないなら陣地を閉めてゲームを終わらせれば良いのに毎回続く。
ああ、ダーツってつまらないな。
やめたい、とまではいきませんでしたが、かなりそれに近い心理状態になりました。
こんなの何になるんだよ、かっこいいプレーでサッとゲームをスマートに終わった方が「ナイスでした!」って試合が終わった後できるのに。
僕は試合終了後にお会計を済ませて店を出ました。
ダーツのオーバーキルについて思うこと
正直なところ、オーバーキルって必要ない上にデメリットしかないと思います。
なぜならやる側は得るものはなく、やられる側も物凄く不愉快な気持ちになるんですよ?
ゲームが終わった後に「ありがとうございました!」とは絶対なりません。
だから、オーバーキルをわざわざ狙う必要は正直ないと思います。
知らなかったらしょうがないと思いますが、わざわざ何回もオーバーキルをし続けるのはやめた方が良いでしょう。
もちろん相手との関係性もありますが、何にせよやることに対して肯定的な気持ちにはなれません。
ダーツのオーバーキルはやっても良いのか?
結論として、やる必要がないに落ち着きます。
将棋でもう相手に勝っているのに駒を全部取ったりしないように、ボクサーが倒れた相手を殴り続けないように、ダーツでオーバーキルはやらないようにしましょう。
ダーツプレイヤーのオーバーキルへの印象は最悪に近いと言っても過言ではありません。
対戦相手はもちろん、周りからも白い目で見られます。
マナー以前に人格を疑われるので、オーバーキルはやらないようにしましょう。
ダーツでオーバーキルをされた時の対処法
そうはいっても調子が悪くて点差が開いてオーバーキルをやられてしまうことがあるかもしれません。
ダーツでオーバーキルをされた時の対処法をご紹介します。
ゲームを終わらせるように頑張る
陣地を減らし、相手が点数を入れられない状態にしましょう。
全ての陣地が埋まればゲームは終わるので、とりあえず点数は無視して陣地を広げていきましょう。
とりあえず投げきる
ダーツのクリケットは15ラウンド、もしくは20ラウンドなので、投げていればいつか終わります。
オーバーキルをする人は性格に難がある方が多いので、あまり関わらない方がいいかもしれません。
怒る気持ちを抑えてパッと終わらせ、その場を離れましょう。
最後にダーツのオーバーキルについて
今回、ダーツにおけるオーバーキルについて起きる条件、理由、反対や賛成、自分の意見ややられた時の対処法について考えてみましたが、いかがでしょうか?
オーバーキルはダーツを遊ぶ人達が快く遊ぶ為にやってはいけないものだと思うので、ぜひオーバーキルには注意して楽しくダーツを遊びましょう!