みなさんこんにちは!
「ダーツデビューしたて!」という人は、どのゲームが一番よい練習になるのか気になりませんか。
ダーツをはじめたばかりの頃に、トレーニングとして取り組みたいのが「カウントアップ」。
実はこのゲーム、初心者から上級者まで、ダーツの基礎トレーニングには欠かせないものなんです。
この記事では、ダーツ初心者の人向けに、COUNTUP(カウントアップ)のルール・使うシチュエーションなどについてご紹介します。
目次
カウントアップって何?
そもそもダーツをはじめたばかりだと、「カウントアップってなんなの?」って思ってしまいませんか。
カウントアップとは、一言でいえば「できるだけ高い点数にダーツを入れて、点数を加算していくゲーム」。
一人でも複数人でもできるゲームです。
カウントアップは全部で8ラウンド。
3本のダーツをすべて投げて1ラウンドなので、8ラウンドで24本のダーツを投げます。
カウントアップではできるだけ高い点数を得点したいので、ブル(50点)か20のトリプル(60点)を狙います。 ただ、基本的にはブルを狙います。 なぜなのか。 20のトリプルはブルよりも面積が狭く、隣の点数は1か5です。 こんな風に! 20のトリプルを外した場合の点数が1ケタで、リスクがとても高いんです。
それなら、ブルを狙った方が得点率は高い。
もしかしたらブルを狙っても外してしまい、点数の低い箇所にダーツが刺さるかもしれません。
それでも運よく20や19など得点の高い数字にダーツが入ることもあります。
外した場合のリスクも考え、できるだけ高得点をとるためにブルを狙うんです。
これがブルを狙う1つ目の理由。
ブルを狙う2つ目の理由は、ダーツの基本的なゲームである01とクリケットの基本がブルだからです。
クリケットはブル以外にも15~20を狙いますが、どの数字を狙うにしても、ブルを狙うのと投げ方は変わりません。
01とクリケットについては別記事で取り上げますが、真ん中に当てられるようにすることで、ゲームを有利に進められます。
カウントアップはどんな時に取り組むの?
「ところでカウントアップって、どんな時にやればいいの?」って思いますよね。
効率よく実力を上げるために、いつカウントアップに取り組むべきか、おさえましょう。
カウントアップを行うシチュエーションは、主に次の3つです。
- 初心者がはじめてダーツを投げる時
- ゲームに取り組む前のアップ
- 練習
です。 1つずつ、確認していきましょう!
①初心者がはじめてダーツを投げる時
「ダーツに指一本も触れたことがない!」といった初心者が、はじめてダーツを投げる時、一番やりやすいゲームがカウントアップです。
その理由は、
- ダーツの基本的な流れをつかめる
- 点数の数え方がわかる
から。
ダーツの基本的な流れとは、「3本投げる→ダーツを抜く→ボタンを押す」という3ステップのこと。
点数の数え方とは、的に表示されているシングル・ダブル・トリプル・ブル各々の点数を認識することです。
すべてのゲームに共通する、ダーツの基本中の基本を学べるのがカウントアップなんです。
②ゲームに取り組む前のアップ
たとえばテニスをする前、何をしますか? 軽く準備体操やストレッチをしますよね。
これらのアップがないと、試合でうまく体が動かない。
ダーツだって、れっきとしたスポーツなので同じです。
つまりカウントアップは、試合やパーティーゲームをやる前に体を慣らす目的で行うのです。
いきなり試合をやってしまうと、
- 点数ばかりに気を取られて体が硬くなる
- ふだんできている投げ方と違う投げ方になる
などのデメリットがあります。 コンディションを整えるためにも、カウントアップは必要不可欠なんです。
③練習
ダーツの初心者であっても上級者であっても、基礎練習の鉄板はカウントアップです。
ひたすらブル(あるいは20のトリプル)を狙うので、実力を上げるための基礎体力がつきます。
まずはカウントアップで高得点をとることで、01やクリケットで好成績を出しやすくなります。 以上がカウントアップを行うシチュエーションです。
初心者はカウントアップで何点めざす?
ダーツの上達に欠かせないのが、カウントアップで練習する際に目標の点数を決めることです。
「では、初心者は何点を目指せばいいの?」 結論から言うと、まずは500点をめざすことが一般的に推奨されています。
初心者の場合、平均はだいたい200点台から400点台です。
400点台は、誤差でたまたまブルに入った、という場合がほとんど。
一方500点台を出すには、1ラウンドにつき平均62.5点を出さなければなりません。
(500÷8(ラウンド)=62.5)つまり、1ラウンドにつき1回はブルに当てられたら、500点を超えやすくなる。
言い方を変えれば、3本中1本をブルに入れれば良い、ということです。
初心者はなかなかダーツがブルに入りません。
でも、500点を超えるくらいの実力がつけば、初心者卒業に近づいている証拠です。
ただ、たまたまダーツがトリプルに入ったり、ブルに入ったりして500点を超えることもあります。
そんな時は、ちょっと喜びながらも「まぐれだ。運が良かったんだわ!」と捉えます・・・!
あくまでも「安定してダーツをブルに入れられているなぁ!」という感覚で500点を超えることが大事だから。
ブルに安定してダーツが入り、500点を超えるようになったら、初心者は卒業です!
ちなみに、カウントアップの最高点数は1440点。
8ラウンドで24本のダーツをすべて20トリプルに入れた場合です。
上級者を目指すのなら、1000点に挑戦してみては?
練習の仕方は?
カウントアップの点数が伸びるということは、ダーツがブルに入る確率が高まっている証拠です。
得点を伸ばすためには、目標設定が何よりも大事です。 初心者の場合は、前の項目でお話したように500点を目指すと◎。
とはいえ500点って、そうそう簡単に出せません。 まずは毎回の練習で400点台を目指してみましょう。
練習の仕方としておすすめなのは、「400点台を出すまで帰れない!」といったように、ちっちゃなプレッシャーをかけることです。
練習を続ければ、400点台を出すのにかかる時間が短くなってくるでしょう。
そうしたら「400点台を〇回出す!」と回数を増やしたり、「500点台を出すまで帰れない!」と目標点数を大きくしたりすると力がつきます。
「〇点出すまで帰れない」という練習は、あくまで1つの方法にすぎませんが、参考になれば幸いです。
マシーンの操作方法は簡単♪
ダーツをはじめたばかりの頃って、肝心なマシーンの操作がぜんぜん分かりません。
ひとりでも練習できるように、最後にマシーンの操作をご紹介します。
※ここではダーツライブのマシーン操作を紹介します。
①上から4番目、「PRACTICE」を選ぶ
一番最初の画面はこんなふうに表示されます。 カウントアップは「PRACTICE」の中に含まれているので、上から4番目を選びます。 赤いボタンを押して、「PRACTICE」まで移動しましょう。
②黄色ボタンで決定!
移動させたら、黄色いボタンで決定! 黄色のボタンなら、P1・P2・P3・P4のどれでも問題ありません。
③カウントアップを選ぶ
「PRACTICE」を選ぶと、下の写真のように、一番上にカウントアップが表示されます。 英語で「COUNT-UP」って書かれていますね!
④黄色ボタンで人数調整&決定!
カウントアップに決定したいので、黄色ボタンを押します。
ただし、カウントアップを行う人数によって、どの黄色ボタンを押すか変わります。
ひとりで練習するのなら、P1。 2人ならP2。 3人ならP3。 4人ならP4。
人数に合う黄色ボタンを押せば、無事カウントアップがはじまります♪
最後に
ダーツに行ったら必ずと言っていいほど、カウントアップをすることが多いです。
それほどメジャーなゲーム。
もし初めてやるお友達がいればカウントアップでダーツのルールを紹介してあげましょう。
ちなみにカウントアップはやる前に、自分の過去の最高得点が一瞬画面で表示されます。
どこかで投げに行くと、「あの人1000点超えてる!!すごい!」とか、
「400点ってことは最近始めたのかな?」ってなります。 (つまり、カウントアップはモテ要素にもなるってことですよ・・・!笑)
「カウントアップ目標〇点!」と小さなゴールを設定し、楽しんでダーツしましょう!