プロ プロ試験 体験談

ダーツプロ(パーフェクト)になる方法②筆記試験

こんにちは、ちゃーりーです。

前回のダーツプロライセンスの取り方(PERFECT)書類審査編はご覧いただけたでしょうか。

書類審査に合格すると、自宅に書類審査の合否とプロ規定テキストが送られてきます。

あとは筆記試験と実技試験に合格すればダーツのプロになることができます。

今回は僕が受験した筆記試験を基にPERFECTプロ筆記試験の例題、傾向、対策についてお話したいと思います。

あくまで人それぞれ勉強法があるので、一つの参考と捉えて頂ければ幸いです。

自分はまずどんな質問が出てくるか知らなかったので、事前調査として知り合いのPERFECTプロに聞いてみました。

  1. 穴埋め問題
  2. キーワードで答える問題
  3. 作文

の3種類があることを知りました。

それぞれの詳細と自分が取った対策について解説したいと思います。

穴埋め問題

PERFECT規定の文章の一部が(  )になった状態で出題される形式です。

選択肢はないので、自分で書き入れるしかありません。

質問数が最も多い問題です。

例:大会で使用するダーツは、ティップ・バレル・シャフト・フライトと認識でき、1本(  )cm以内かつ3本で(  )g以下のものとする。

自分が取った対策

実はあまり実技に自信がなかったので、筆記だけは絶対取るぞ!という気合がありました。
とはいえ、3週間くらいしかなかったので効率よく勉強する必要がありました。

分からないところを集中して勉強

テキストを丸暗記。

といきたいところですが、実際丸暗記すると時間がかかります。

なので、自分が答えられそうなルールと答えられなそうな部分を分け、分からない部分を重点的に勉強する方法を取りました。

分かる部分はおそらくどこが欠けていても答えられる部分です。

テキストを一通り読んだ中で答えられないであろう部分はノートに丸々書き写しました。

そしてそのノートを何度も読み返し、暗記しました。

どうしても頭に入ってこない部分は自分の言葉に置き換え解釈して覚えました。

暗記がし辛い内容はなるべく説明できるレベルまで勉強しました。

実際、重要点を抑えていれば丸暗記でなくても解けます。

知識のアウトプット

知り合いや友達とダーツをする時に、自分が知らなかったルールを説明しました。

例えば、友達が待っている間に素振りをしながら冗談で、

「投げる態勢(軸足に重心が乗っている状態)での素振りは注意1だよ」

と言って、文章から体験にすることで記憶に残りやすくしました。

何かを学んだあとにそれを他人に伝えると結構記憶に残ります。

理解をしていないと上手に説明できません。

自分の理解度が分かり、記憶にも残りやすいので知識のアウトプットはオススメです。

キーワードで文章を作る問題

こういう状況の時はどうすべきか、といった実際のシチュエーションを説明させる問題も出題されます。

この問題では、決められたキーワードを全て使用して文章を作ります。

例:「マシントラブルが起きた時どう対応するか以下の言葉を使って説明しなさい。」

(コントロール、レフリー、スコア)

みたいな質問です。

自分が取った対策

こちらも丸暗記していれば問題はないですが、知識とイメージが大切だと感じました。

知識

まずは規定について知ることが大前提だったので、しっかりと規定を読み込みました。

イメージ

Youtubeの試合動画でレフリーや選手の動きを見たりして、選手たちがどんな風に試合を進行していくのか確認しました。

こういう状況になったら自分はどうするかな、とテキストとダーツ盤を使って動いたりするイメージトレーニングも行いました。

例えば、この試合自分がレフリーだったらどうするかな、と見ながら考えたりします。

試合を見ながらイメージすることでかなり記憶に残ります。

また、普段とは違った視点でプロ試合の観戦ができるので楽しいです。

作文問題

決められたお題を答える作文が1題、いくつかのお題から一つ選んで答える作文が1題

出題されます。

例:「理想のプロとはどんな人ですか。」

自分取った対策

「自分はなぜプロになるのか」 「どんなプロになりたいか」ということを自分の中で

はっきりさせておきました。

そうすることでどんなお題が来ても対応することができると思いました。

結果

当日の筆記試験は結構自信ありました。

分からない問題は数問しかなく、空欄はありませんでした。

プロとして規定やマナーを知ることは非常に大切だと思ったので、筆記には特に力を入れました。

実際点数は発表されていないので、残念ながら点数は分かりません(笑)

まとめ

過去問がないPERFECT筆記試験を通るためによく挙げられる勉強方法は、丸暗記なのではないでしょうか。

しかし、13ページを全て記憶するのは結構難しいはずです。

自分が知っている部分・知らなかった部分を分け、知らない部分を重点的に勉強し、知識を付けました。

さらに、その知識を実戦で生かすためのイメージが必要だと感じたので、知識を基にイメージトレーニングを行いました。

作文に関しては自分の軸を持つことを意識しました。

これはあくまで僕のやり方なので、一つの参考と考えて下さい。

人それぞれ自分に合った勉強方法を行えば、筆記試験合格に繋がるでしょう。

実際に筆記試験を勉強していると、プロとして試合を行うにあたってマナーが非常に重要だということを思い知らされました。

PERFECTという看板を背負うのであれば必要だと感じる内容ばかりでした。

筆記の内容は非常に重要なので、しっかり覚えていきましょう。

自分ももっと勉強してプロに相応しいマナーや振る舞いを覚えていきたいと思います!

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