こんにちは、ちゃーりーです。
ダーツバーに行ったりして、仲良くなると、「どんなダーツ使ってるんですか?」
という自然な会話が生まれたりしますよね。
それで「ちょっと投げてみてもいいですか?」「いいですね!」なんて和やかな会話も聞きます。
ところが僕の場合、入店してカウンターに座ってダーツ取り出して投げていると、
「正気か??」
みたいなツッコミをお客さんや店員さんから食らうことがあります(笑)
そこでありがたいことに興味を持って下さることが多いのですが、
中々言葉で説明できなかったので、文章にしてみようと思いました。
*この記事は私の体験を基に書かれたもので、決して長いダーツを推奨しているものではありませんw
目次
超長ダーツの誕生秘話
それでは超長ダーツが生まれた話をしていきたいと思います。
元々長いバレルを使っていた
その時の自分のバレルはすでに結構長かったんですよね。
TRINIDADのDAVIDという55mmのバレルに440のシャフトセッティング。
すでに割と最長のダーツに達していました。
なんか長い方がダーツの重みを感じられたので、少しずつ長くなりました(笑)
コンプレックス
自分は元々飛びにコンプレックスがあって、斜め下にダーツが出てしまうんですよね。
縦も横もすごく暴れる印象があったので、いっそのことダーツを大きくしてブレをシンプルにしたいと思っていました。
物凄く分かりにくいんですけど、こんな感じです。
今考えると長さ分横と縦にブレるリスクを全く考慮していませんでしたね(笑)
まあとにかくこんなイメージでダーツを投げていました。
バレルエクステンションとの出会い
自分はダーツショップに行って新しいグッズを見るのがすごい好きだったんです。
ある日普段行かないダーツショップに足を踏み入れ、ウロウロしてる時にふとバレルエクステンションというものを見つけました。
ん?なんだこれ(。´・ω・)
丁度給料日だったので、「気になるから買ってみよ!」
というノリで買いました。
店員「お会計2160円です。」
思ってたより高っけえw
とダメージを受けながら投げ場に向かいました。
初めて投げた時の衝撃
まず、長ダーツに装着した時です。
持った感じとしては、かなり良かったです。
自分は後ろに重みを感じられるとリリースしやすいので、長くて後ろに重さを感じられるこのセッティングはかなり安定感がありました。
初のカウントアップは720点。
当時はレート8くらいだったので、かなり衝撃を受けました。
飛びは気持ち悪いけど、感覚は物凄くいい!
何回かカウントアップをやってみた結果、普段より点数が高かったです。
グルーピングの不安もあったんですけど、3INTHEBLACKが出たので、いける!と思い、これを主体でやっていこうと思いました。
1年使ってみた感想
結論から言えば、良かったと自分は感じてます。
横ブレと縦ブレが物凄くあるのですが、感覚重視のセッティングの為、あまり気にしませんでした。
持った感じの安定感とリリースの気持ちよさがすごくあったので、上手くいく時はかなり打ててました。
ちなみにカウントアップの最高得点は960点で、最高レーティングは11.92でした。
逆によく分からなくなる時はやばいぐらい入らず、イメージがぶっ壊れまくっていました。
横も縦もブレるので、感覚がないと本当に「投げ辛ぇ」と感じることもしばしば。
その度にフォームなどを考え直したりして、なんとかAフライトをキープしていました。
他のダーツが投げれないわけではなかったのですが、このダーツが自分の個性の一部にもなっていました。
一番投げ慣れていて、一番スタッツが打てるのはこのダーツだと思っています。
ハウトーで優勝することができたり、リーグに貢献できたりできました!
幸い、規定にも反していないのでプロ試験もこのダーツで受けました。
そして、このダーツと1年やってきたおかげでプロ試験を通ることができました。
このダーツは自分にとって相棒みたいなものです。
よくある質問
色んな方とダーツを投げていて、ありがたいことに興味を持っていただくことがあります。
そういった時の質問をまとめてみました。
規定違反じゃない?
プロ規定(PERFECT)によると、
3本で重さ75g以内、長さは一本30cm以内とする
とあります。
長さはエクステンション3つつけても27cmでセーフ。
重さも21.89グラムでセーフです!
投げにくくない?
これは結構人によります。
テイクバックが深い人は肩や顔に当たる!ということをおっしゃっていたので投げにくいかもしれません。
自分はテイクバックが浅く、手首を捻って投げるのであまり気になりませんでした。
横と縦のブレは物凄かったですが、結局は感覚で投げていたので感覚悪いと投げにくくて、
感覚が良いと投げやすかったです。
普通のダーツも結局感覚がよければ入りますし、悪いと入りませんよね。
刺さる?
意外と弾かれませんでした。
ぶつかっても絡んで刺さる感じです。
ぶつかり方によっては狙っているところからずれたり、たまたま絡んで狙った所に入ったりとどっちもあります。
邪魔じゃない?
これは物凄くよく言われていました。
コークで上の方につけると、相手から「くそ邪魔じゃねぇか(苦笑)」って言われていました。
ただ、横から投げたりすると普通にいけます。
あとは、自分的にはまだそこまで上手くグルーピングできてないので、邪魔になることは少ないだろうと思っていました。
邪魔だと感じる局面があまりに少なかったんです。
更に、自分は結構ダーツが下から上に飛んで行くので、上についても下から入るだろうというイメージで投げていました。
駄津でよくない?
みなさんは駄津ってご存知ですか?
これ、結構色んなお店にこそっと置いてある変わった形のダーツです。
これで投げれるかといえば、自分は投げれません。
理由としては、軽くて細いからです。
僕のダーツは重みも太さもあるので、投げてて違和感を感じませんでしたが、
駄津は力を伝えるのが物凄く大変でした。
ナメてるの?
自分はこのダーツが一番スタッツ高くなったので、このダーツで投げることがベストコンディションとなります。
感覚が悪いと一気に落ちるのですが、普通のダーツを使っていてもそれは同じだと思います。
勝負をする際も自分のダーツのせいにしたことは一回もありませんし、自分の全力はこのダーツを投げている時でした。
普通のダーツ投げれないの?
誤解されがちですが、投げれます(笑)
投げれるのですが、イメージが湧かないのであまり投げようと思っていません。
短いダーツを使うと手首で飛ばそうとする癖があるようです。
ずっと使い続けるの?
自分としてはそうしたい所なのですが、いつかは辞めようと思っています。
辞める条件としては、
- 普通のダーツでイメージができる投げ方を見つける
- グルーピングによる弾かれデメリットをなくす
- 安定感がなくなった時
にしようと思っています。
今の投げ方に合っているのはこのダーツだと思うのですが、邪道だという意識もあります。
現在、様々な場所に行き話を聞いたりレッスンを受けたりして投げ方を変えようと思っています。
なので、投げ方とダーツが合わなくなったと感じた時にこのダーツと離れようと思っています。
あとはグルーピングですね。自分は弾かれるほど上手くグルーピングできないのですが、
グルーピングで邪魔になると感じた時はフライトから変えようと思っています。
まとめ
やはりダーツのセッティングは色々試してみて、自分が合う!と思ったら
誰に何を言われようとそうすべきだと思います。
もちろん理由や目的も必要ですが…
ダーツのパーツって無限の組み合わせがあって、いろいろ試すのもダーツの醍醐味ですよね。
そんな中で超長ダーツになった自分のエピソードをご紹介させていただきました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!